私の目下の悩みは、いくつかあるのですが、とりわけ診断士を始めるにあたって「新しい知識の吸収力を早めたい」という点です。
特に「本が早く読め、新しい知識を効率よく吸収したい」と思っています。読書に割く時間をできる限り、短くできれば時間の有効活用が図れるからです。
そうしたところ、以下の記事を見つけました。
「東大生やクイズ王は、なぜ新しい知識を吸収するのが早いのか?」
ここでは「難しいことや複雑なことを理解しようとする場合、何か別の既知の枠組みに当てはめたり関連づけたりできないかと考えるクセをつけましょう」と言ってます。
何か新しい知識を身につけようとする際には、すでに知っている別の観念や仕組みをベースとして、そこから類推・発展させて考えると、すんなり理解できます」 とのこと。
私は、新しい知識等を吸収する際、既存の知識をシャットアウトして、集中して取り込もうとしていたのですが、それは効率が悪いということなんですね。そう言われてみれば、本を読んでいると「これって7つの習慣を置き換えて話をしているだけかも?」とか「これってAIDMAを別の言葉に置き換えただけかも?」みたいことを感じることは多々あった気がします。
「○○とは『△△に似ているけど、この点だけ少し違うもの』である」という覚え方をすることで、簡潔にイメージして認識することができる」そうです。
また、複雑なことはマンガやアニメのように情景を思い浮かべると簡潔に整理できるそうです。
最近は経済や政治など複雑な仕組みをマンガで説明する本が増えているのもわかる気がします。
こういった話を逆にとらえると、世にあるマーケティングや経営等の本も全く新しいものは正直なく、全体の何割かに自分のオリジナリティを出しているだけで多くは既知の考えをアレンジしているだけとも言えます。
私も自分のオリジナルサービスをどう作り込むべきかと思案していますが、そこも大事ですが、所詮、それほど多くのオリジナリティを盛り込むことは難しいわけで、むしろ悩むところはそこではなく、全体を通じてマンガ本を読むがごとく如何にわかりやすく、イメージしやすいコンテンツを作るか考えることの方が大事なのではないかと。
結局、どんなにオリジナリティの高いものを生み出しても、理解してもらえなければ絵に描いた餅になってしまうわけです。
話をもとに戻すと、ここで取り上げられている鈴木さんという方のまとめによると、新しい知識をインプットする際は、
① 似たようなものを探す
② 既知の具体例でイメージする
③ 言葉にまとめる
ことを心掛けるとよいそうです。
皆さんも同じような悩みを抱えていたら、試してみるとよいと思います。